今年は何といっても、永年の課題・念願であった多重録音スタイルの新作「樹霊」をリリース出来たことに尽きますが、今思えばほとんどの時間がそれに費やされていたような気がしています(他のことをやっていても頭の中の大部分はそれで占められていた感じ)。
おかげ様で、多くの方々から暖かいお言葉をたくさんいただきました。まあ「わかる人にはわかる(!)」という感じで、それほどピンと来ない人もいるみたいですが(^^;)、思いっきりはまり込んで聴いていただいた方には、末永く愛聴盤にしてもらえるのでは、と手ごたえを感じております。実のところそこが最も重要なところで、なんとなく大多数の人に気に入られて、そのうち忘れ去られてしまう物より、特定の人々にとってめったにない作品として記憶にとどめてもらえれば、アーチスト冥利につきるというものです。これからもそのような作品・曲をひとつでも多く残せるよう、がんばっていきたいと思っています。
そんなこんなでアコアスのライブは1本のみで、少なくて申し訳ありませんでしたm(_ _)m。来年は心を新たに積極的に活動していきたく思っております(エレアスもありますが...)。
それでは皆様よいお年を、来年もどうぞよろしくお願いいたします。